協同組合について ABOUT

昭和28年（1953年）2月に設立された東京港港湾運送事業協同組合は、東京都が所有する港湾施設の運営に協力するとともに、組合員が相互扶助の精神に基づき協同して、合理的・能率的な港湾運送事業を行うために必要な施設の設置・運営を行い、組合員の経済的地位の向上を目的として活動しております。

当協同組合の事業は、東京港の発展に伴い、その役割を拡充しながら幾多の変遷を遂げてまいりました。日の出・芝浦地区における公共上屋および野積場運営への協力から始まった事業は、貨物量の増加に伴う野積場やバン・シャシープールの整備、セントラルビルやトラクターターミナル、バーク芝浦などの共同施設の建設・管理、さらに教育情報事業の一環として物流事情視察団の派遣や、東京ポートセミナーを開催するなど、組合員の経済活動を支援するとともに、事業のさらなる発展に尽力してまいりました。

東京港におきましては、2050年の将来像とその実現に向けた戦略を指し示す、「Tokyo Container Vision 2050」が策定され、荷役作業の脱炭素化やDXによる港湾経営の効率化・高度化など、次世代の東京港の実現に向けた取り組みが推進されております。

当協同組合におきましても、このような東京港の動きを的確に捉え、組合員のニーズを踏まえた、既存事業の拡充や新規事業にも積極的に取り組んでまいります。

今後とも皆様の一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

東京港港湾運送事業協同組合

理事長松川 一裕